期間工から別業種への転職をするときのアピール方法
最終更新日 2021年3月16日
監修・著者 元期間工で働いてた人 中山 健一
期間工を選択した理由を明確にする!
期間工の契約満期終了後、別業種へ転職する道を選ぶ方も少なくありません。面接の際には、その人の考え方や行動の基準を知るためにさまざまな質問をしてきます。たとえば”なぜ弊社に応募したのか?”、”なぜ全く別業種を選んだのか?”、”なぜ期間工として働いていたのか?”など聞かれることでしょう。特に期間工は有期雇用なので、どうしてそのような雇用形態を選択したのか質問されるに違いありません。
たとえ大手の自動車メーカーで働いていたとしても2年11ヶ月という3年未満の勤務は、短期間なのでマイナス印象を与えることがあります。なぜなら、多くの企業が3年ルールを敷いているからです。そのため3年未満勤務に快く思わない企業も中にはあります。ですから、3年未満という短期間で得られた自分の強みやスキル、能力、資格などをアピールすることが大切です。
目標を明確にしポジティブさをアピールする!
期間工を一度ではなく何度か繰り返すなど、転職回数が多くても、しっかりとした目標に向かっているならマイナス印象ではなく、プラスになります。また、今までの経験やスキルが応募先企業の異なる業種にどのように役立つかをしっかり説明できれば好印象を残せるでしょう。さらに応募先企業の職種につくためにスキルアップを目的としていたことなどを説明することができるかもしれません。いずれにせよ今後どのように前向きに頑張れるかをアピールし、ポジティブな姿勢を見せるようにしましょう。それには話し方や、清潔なイメージを与える服装なども関係してきます。
転職回数をごまかさずに正直に!
転職回数が多いとマイナス印象を与えるため、過去の職務経歴をごまかす人も中にはいるようです。しかし、履歴書に虚偽表記をすることは、経歴詐欺になる犯罪のひとつです。それには在籍期間をごまかすことも含まれます。履歴書に記載したことはすぐに明るみにバレなくても、いずれかは虚偽は発覚するものです。
もし虚偽の記載がバレてしまったなら、内定は取り消されるなど転職は失敗に終わります。ですから、どんな転職歴をもっているとしても、正直に記載することは社会人として最低のマナーと言えるでしょう。転職歴をごまかすのではなく、自分の強みをアピールしたり、今後の目標などを述べるなどして自分を猛烈に売り込むようにしましょう。
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監修・著者 元期間工で働いてた人 中山 健一
期間工として、5社で12年間、働いてきました。これまで経験してきたことを交えて、期間従業員の仕事について解説しています。